埼玉新聞

 

全国大会優勝の走りを披露 秩父第一小の児童参加し出発式 埼玉県警秩父署・秋の交通安全運動 保育所の子どもたちによる屋台囃子の演奏も

  • 自転車の模範走行を披露する秩父第一小学校の児童=20日午前、秩父市熊木町

    自転車の模範走行を披露する秩父第一小学校の児童=20日午前、秩父市熊木町

  • 自転車の模範走行を披露する秩父第一小学校の児童=20日午前、秩父市熊木町

 秋の全国交通安全運動に合わせ、秩父署管内の出発式が20日、秩父市熊木町の市役所前で行われた。8月に開催された「第56回交通安全こども自転車全国大会」で優勝した市立秩父第一小学校の児童が自転車の模範走行を披露し、市民らに交通ルールとマナー順守を呼びかけた。

 出発式には管内4市町(秩父、長瀞、横瀬、皆野)の首長や交通指導員、交通安全団体関係者ら70人以上が出席。小谷和樹秩父署長は「管内は昨年12月以降、281日間交通死亡事故は起きていないが、高齢者のちょっとした不注意による追突事故は目立っている。管内交通事故ゼロを目指し、地域の方の協力をお願いしたい」とあいさつした。

 秩父第一小の児童15人は、声高らかに交通安全宣言を行った後、標識や障害物を並べたコースを自転車で安全に走る技能を実演。花の木保育所の子どもたち20人は、秩父屋台囃子(ばやし)の演奏で会場を盛り上げた。

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