戦争遺跡、3割原形とどめず 開発や劣化、消失の岐路
2024/09/23/21:20
太平洋戦争関連の旧軍施設を主とした戦争遺跡について、1996年に始まった文化庁の近代遺跡調査に市区町村から報告があった642遺跡のうち約3割が消失、または大部分消失し、原形をとどめていないことが23日、共同通信の取材で分かった。開発や劣化が原因で、市区町村が現況を把握できていない遺跡も多かった。来年で戦後80年となるのを前に消失の岐路に立つ実態が明らかになった。