兵庫県の斎藤元彦知事は24日、疑惑告発文書問題で19日に県議会が不信任決議を可決してから初めて登庁し、辞職・失職か議会解散の判断について週内に表明する意向を記者団に示した。どの道を選ぶか「ほぼだいぶ固まってきているが、考えたい」と説明。「これまでの思いとして4年間の任期を全うしたいということだ」とも述べた。
総務省によると知事不信任決議可決は記録が残る1966年以降、全国5例目で、解散を選べば初。解散後40日以内に県議選が行われ、改選後の議会で3分の2以上の議員が出席し過半数が賛成すれば失職する。辞職・失職したら50日以内に知事選が行われる。