パリ・パラリンピックの車いすテニスで男子シングルスを制した18歳、小田凱人(東海理化)が24日、木下グループ・ジャパン・オープン開幕前日の記者会見に臨み「(同大会に)出ないと、ブームで終わっちゃうかなと思った。パラで(自身を)知ってもらえて、お客さんも来てくれるのではないか。もうひと盛り上がりさせたい」と語り、金メダル獲得後初の大会出場となる“凱旋試合”に意気込んだ。
パラと四大大会を全制覇する「生涯ゴールデンスラム」は全米オープンの優勝を残すだけで「達成したい」と意欲を示した。その上で「競技性を変えていくとか、違う方向に力を入れていきたい」と志を口にした。