埼玉新聞

 

新大関・大の里、25日に誕生 最速昇進、デビュー1年半

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 大相撲の西関脇大の里(24)=本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋=の大関昇進が25日午前、東京・両国国技館で開かれる日本相撲協会の九州場所(11月10日初日)番付編成会議と臨時理事会で正式に決まる。

 初土俵から所要9場所は羽黒山、ともに幕下付け出しの豊山と雅山の12場所を更新して昭和以降最速。新入幕から所要5場所は、年6場所制となった1958年以降新入幕で大鵬の6場所を超えて最速となる。幕下10枚目格付け出しデビューから1年半足らずで大銀杏は結えず、極めて異例の“ちょんまげ大関”が誕生する。

 大の里は新潟・海洋高から進んだ日体大で2年連続アマチュア横綱に輝いた。

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