連休明け24日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円台前半で取引された。
午後5時現在は前週末比82銭円安ドル高の1ドル=144円44~47銭。ユーロは41銭円安ユーロ高の1ユーロ=160円72~76銭。
日銀は20日の金融政策決定会合で政策金利の維持を決めた。植田和男総裁が会合後の記者会見で追加利上げを急がない姿勢を示唆したとの見方が広がり、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。
外為ブローカーは「朝方は米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ観測から円が買われる場面もあった」と指摘した。