バドミントン日本代表のヘッドコーチ(HC)として五輪5大会で指揮を執った朴柱奉氏(59)が来年1月に退任することが24日、関係者への取材で分かった。任期満了に伴うもので契約延長はなく、日本バドミントン協会が近日中に発表する予定。同2月には新体制となる。
朴柱奉氏は2004年アテネ五輪後に就任。低迷していた日本を、全5種目で世界トップレベルへと躍進させた。特にダブルスでの実績が顕著で、16年リオデジャネイロ五輪では女子の高橋礼華、松友美佐紀組が同競技の日本勢として初の五輪金メダルに輝いた。パリ五輪でも女子と混合で銅2個を獲得した。