不正受給…会社役員を逮捕 まるで従業員7人いるかように演出、じつは存在しなかった…ウソの申請で助成金1200万円以上を手に入れる 危機管理コンサル業の35歳
2024/09/25/09:35
埼玉県警捜査2課と草加署は18日、新型コロナウイルスに関する特例措置を利用して国の雇用調整助成金を不正受給したとして、詐欺の疑いで、東京都豊島区北大塚1丁目、会社役員の男(35)を再逮捕した。
再逮捕容疑は個人事業主として開業した危機管理コンサルタント業の事業所「グローバルスタンダード」において、雇用実績がない従業員7人に休業手当を支払ったように装い、虚偽の内容の書類を作成して申請。2020年10月8~13日の間、5回にわたり男の預金口座に現金計1288万円を入金させた疑い。「不正受給するために申請したのは間違いない」と容疑を認めているという。男は新型コロナウイルスの休業支援給付金も不正受給していたとして、8月29日に逮捕されていた。
県警は、同様の手口で不正受給した雇用調整助成金が7千万円以上に上るとみて捜査している。