東京都は25日までに、墨田区と港区の一部地域で水道水から異臭がするとの連絡が24日にあったと発表した。都は飲むのを控えるよう呼びかけるとともに、周囲の水道管の排水作業などを進め、いずれも25日未明に解消した。健康被害の申告はない。都によると、両区の配水系統は異なるため、直接関係がないとみて原因を調べている。
24日午前9時ごろに墨田区の水道利用者から「シンナー臭がする」、同11時半ごろに港区の利用者から「油のような臭いがする」とそれぞれ連絡があった。都は給水車を出すなど対応に当たった。契約者数で計約420件に影響したとみている。