日本こんにゃく協会(東京)は25日、2023年度のこんにゃく加工品の輸出額が13億9700万円となり、新型コロナウイルス拡大前の19年度に比べ2・5倍に増えたと発表した。世界的な健康志向の高まりや日本食人気が背景だという。
輸出額は19年度に5億4300万円だったが、新型コロナの拡大が本格的に始まった20年度に倍増した。23年度は反動減があったものの、健康食品として海外での需要は底堅く、協会は輸出が拡大するとみている。
23年度の製品別の割合は「こんにゃく麺」が63・6%で最も多かった。パスタなど麺類の代替品として海外の消費者に受け入れられやすいという。