埼玉新聞

 

金密輸、税関の押収量が8倍に 24年上半期、価格高騰が影響

  •  韓国からのフェリーで密輸された計約30キロの金地金=2月、北九州市の門司税関

     韓国からのフェリーで密輸された計約30キロの金地金=2月、北九州市の門司税関

  •  おむつに隠されていた金地金(下)=2月、門司税関福岡空港税関支署

     おむつに隠されていた金地金(下)=2月、門司税関福岡空港税関支署

  •  韓国からのフェリーで密輸された計約30キロの金地金=2月、北九州市の門司税関
  •  おむつに隠されていた金地金(下)=2月、門司税関福岡空港税関支署

 財務省が25日に公表した2024年上半期(1~6月)の関税法違反事件の取り締まり状況によると、金の密輸で全国の税関が押収した量は前年同期比約8・1倍の約937キロに上った。担当者は「金の価格高騰で、密輸による利ざやが大きくなっていることが影響しているとみられる」としている。摘発件数は81%増の228件だった。

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