25日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=143円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比55銭円高ドル安の1ドル=143円89~90銭。ユーロは31銭円安ユーロ高の1ユーロ=161円03~07銭。
24日に発表された米国の消費者信頼感指数が大幅に悪化し、米景気の先行き懸念が拡大した。米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ観測が強まり、日米金利差の縮小を意識した円買いドル売りが先行した。
外為ブローカーは「米国の経済指標に左右される展開が続いている」と指摘した。午後は輸入企業による実需のドル買いもあった。