埼玉新聞

 

<衆院選>埼玉の終盤情勢、7・10・12区で激戦 自民10選挙区で優勢、立民は2選挙区でリード

  • 衆院選、埼玉の終盤情勢

 31日に投開票される衆院選で、共同通信社の調査に埼玉新聞社の取材を加味して埼玉県内15小選挙区の終盤情勢を探ったところ、自民候補が10選挙区で優勢となっている。野党では立民候補が2選挙区でリードし、3選挙区で自民候補と立民候補が競り合う展開になっている。約3割の有権者が投票先を決めておらず、終盤の動き次第で情勢は変わる可能性がある。

 自民が優勢か、リードしているのは1、2、3、4、8、9、11、13、14、15区。2区の新藤義孝氏、11区の小泉龍司氏、14区の三ツ林裕巳氏らが手堅い活動で安定した戦いを見せている。立民は党代表でもある5区の枝野幸男氏、6区の大島敦氏がリードしている。

 前回(2017年)の衆院選でも大接戦となった12区をはじめ、7区と10区も自民の新人候補と野党統一の立民候補が激しく競り合っており、最後までもつれそうな見通しとなっている。

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