石川県能登半島を襲った記録的豪雨で休校していた輪島市の小中学校計12校のうち、小学校8校と中学校2校が26日、再開した。児童や生徒は豪雨後初めて登校し、同級生との久しぶりの再会に笑顔が広がった。
輪島市立河井小グラウンドに建てられた仮設校舎は、元日の地震で校舎が被災するなどした6小学校の児童が通う。豪雨での大きな被害は免れ、給食や通学路の安全が確保され、この日は親と手をつないだり、車で送ってもらったりし、約390人が登校した。
輪島市町野町の町野小と東陽中は、床上浸水したため、月内は休校を続ける予定。