次世代半導体の国産化を目指すラピダスに対し、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、政府系金融機関の日本政策投資銀行の4行が最大計250億円をめどに出資する方針であることが26日分かった。三菱UFJ、三井住友、みずほがそれぞれ最大50億円ずつ、政投銀は100億円を投じる。ラピダスが2027年に見込む量産に向けた資金確保の一環となる。
ラピダスは総額1千億円規模の資本増強を既存株主や銀行団に要請している。民間3行は銀行法により出資比率の上限を原則5%に制限されており、その範囲内での出資を目指す。