【ロンドン共同】米国のオースティン国防長官は26日、訪問先のロンドンで記者会見し、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラへの空爆を続けるイスラエルに軍事支援を続けると述べた。その上で「外交的解決こそが、民間人を救う唯一の方法だ」とし、米仏日などによる21日間の交戦停止案の受け入れを求めた。
オースティン氏は、ロンドンで開かれた米英豪の安全保障枠組みAUKUS(オーカス)の国防相会合後の記者会見で、イスラエルとヒズボラとの戦闘に言及。「ここ数日で急激に緊張が高まったが、外交的に解決する可能性はまだある」との見解を示した。英国のヒーリー国防相も交戦停止案を支持した。