27日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。上げ幅は一時300円を超え、2日以来約3週間ぶりに節目の3万9000円を回復した。前日の米国市場で主要な株価指数が上昇した流れを引き継いだ。米半導体大手の株価急騰が波及し、平均株価への影響が大きい半導体関連の上昇が相場を押し上げた。
午前終値は前日終値比39円02銭高の3万8964円65銭。東証株価指数(TOPIX)は19・92ポイント安の2701・20。
外国為替相場が円安ドル高に振れ、輸出関連銘柄の追い風となった。利益確定の売り注文が出て伸び悩み、下落に転じる場面もあった。