埼玉新聞

 

新米1等比率は63%、出足低調 8月末、収穫進展で上昇へ

  •  農林水産省

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 農林水産省が27日発表した2024年産米の8月末時点の農産物検査の結果は、1等米比率が全国平均で63・7%となった。カメムシや高温による被害を受けたため、8月末としては08年産の60・5%以来、16年ぶりの低い水準となった。主産地の収穫が進めば、1等米比率は今後上昇する見通し。作柄も良好であれば、新米の流通量が増えることで店頭の品薄解消や価格の安定も期待できそうだ。

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