埼玉新聞

 

<高校サッカー>延長戦で3得点、立教新座が57ぶりベスト4 浦和南は完勝で24度目の準決勝進出

  • 越谷西―立教新座 後半6分、立教新座の太田(中央)がゴール前のこぼれ球に飛び込む

(第4日、30日・浦和駒場スタジアム=埼玉新聞社など後援)

 準々決勝2試合が行われ、立教新座と浦和南が勝ちベスト4進出を決めた。4強入りは立教新座が57年ぶり2度目、浦和南は3年ぶり24度目。

 立教新座は延長戦の末、越谷西を3―0で下した。延長前半9分、オウンゴールで先制。延長後半3分に熊谷がPKを決め、同5分には今野がヘディングで3点目を奪った。

 浦和南は4―0で浦和東に完勝した。前半33分に立沢のゴールで先制し、同ロスタイムに大里が追加点を挙げた。後半には再び大里と三上が得点した。

 準々決勝の残り2試合は31日、細田学園―武南、武蔵越生―西武台の顔合わせで行われ、4強が出そろう。

■延長戦で競り勝つ/立教新座

 0―0から延長戦で3得点した立教新座が越谷西に競り勝った。

 延長前半9分、斎藤洋のロングスローがオウンゴールを誘って先制。延長後半3分に熊谷がPKを沈め、同5分には岡本のFKから今野がヘディングシュートを決めて突き放した。越谷西は前後半の計80分間を粘り強く戦い抜いたが、決定機でフィニッシュの精度を欠いた。

■試合巧者ぶり発揮/浦和南

 試合巧者ぶりを発揮した浦和南が浦和東に完勝した。

 浦和南は前半33分に立沢がミドルシュートをゴールに突き刺し、先制。同ロスタイムには大里のミドルシュートが決まり2点目を奪った。後半にも大里と三上が得点し、リードを広げた。守っては相手シュートを4本に抑えて無失点。浦和東は攻め手を欠き、持ち味の攻撃力が影を潜めた。

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