埼玉新聞

 

NATOが侵攻なら核反撃 ベラルーシ大統領、ロシアに呼応

  •  ベラルーシのルカシェンコ大統領=7月、カザフスタン・アスタナ(ロイター=共同)

     ベラルーシのルカシェンコ大統領=7月、カザフスタン・アスタナ(ロイター=共同)

  •  ベラルーシのルカシェンコ大統領=7月、カザフスタン・アスタナ(ロイター=共同)

 【モスクワ共同】ロシアの同盟国ベラルーシのルカシェンコ大統領は27日、北大西洋条約機構(NATO)がベラルーシに侵攻した場合は核兵器で反撃すると述べた。タス通信が報じた。ロシアのプーチン大統領が25日、ベラルーシが侵略された場合は核兵器で反撃するとの「核ドクトリン」改定案を公表しており、ロシアの動きに呼応した発言。

 ルカシェンコ氏は「ベラルーシへの攻撃があれば第3次世界大戦だ」と指摘。侵略してくる可能性があるのはNATOだけだとし、特にポーランド国境には米軍やポーランド軍が展開していると述べ、侵攻されればロシアも加わり反撃するとした。

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