2022年の年賀はがきの販売が1日、全国の郵便局で一斉に始まった。

　年賀はがきの発行枚数は前年比約6％減の約18億3千万枚。パソコンのプリンターに適したインクジェット紙が中心で、来年の干支（えと）の寅（とら）にちなみ、トラのキャラクター「ティガー」を描いたディズニー年賀はがきなども販売している。

　さいたま市南区のさいたま中央郵便局（行田正裕局長）はこの日限定の特設窓口を設け、20枚以上の購入者にポスト形貯金箱をプレゼント。行田局長は「年賀状は長く続く日本の文化。年賀状を通じて、大切な方々に心を込めてあいさつをしたり、コロナ禍で会えなかった遠方の親戚や知人らに元気な声をお届けしてほしい」と話した。

　来年1月16日に抽せんが行われるお年玉賞品の1等は現金30万円、選べる電子マネーギフト31万円分、2021年発行特殊切手集と現金20万円セットから選ぶ。年賀状の引き受けは12月15日から。