埼玉新聞

 

すごい!科学甲子園に出場へ 埼玉・鴻巣の川里中、市役所で激励会 昌平中と組んだ埼玉チームで挑戦

  • 科学の甲子園ジュニア全国大会に出場する川里中学校を激励する原口和久市長(中央)=鴻巣市役所市長応接室

 鴻巣市立川里中学校科学技術部が、12月3日に兵庫県姫路市で開かれる「第9回科学の甲子園ジュニア全国大会」に初出場する。鴻巣市役所市長応接室で10月29日、原口和久市長らが激励会を開いた。

 同大会は、国立研究開発法人科学技術振興機構が主催。生徒がチームで理科・数学・情報の複数分野で競技する。7月17日に県立総合教育センターで県大会があり、優勝した昌平中と、準優勝の川里中が、ともに全国大会出場を決めた。

 激励会には、同校の小嶋和一校長、科学技術部顧問の三町真弓教諭、2年生の梶山大翔さん、鈴木蒼馬さん、根岸大地さんが参加。三町教諭は「3人とも科学に対する興味・関心が高く、全国大会初出場につながった」と話した。

 原口市長は「すごいね、川里中の科学技術部は。全国大会でも頑張ってください」とエール。激励会ではまた、プロ野球の話にも話題が及び、「今年は、川里中出身の左腕桐敷拓馬投手が阪神からドラフト3位指名されている。すごいこと」と原口市長。

 桐敷投手は同校から本庄東高校を経て新潟医療福祉大学で活躍。先ごろ、関甲新学生リーグの平成国際大学(加須市)戦でリーグ史上初の完全試合を達成している。

 科学の甲子園ジュニア全国大会では、川里中は昌平中とチームを組んで、埼玉チームとして戦うことになっている。

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