【ニューヨーク共同】1日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前日比173・18ドル安の4万2156・97ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)による追加の大幅利下げへの期待が後退し、売り注文が優勢だった。
パウエルFRB議長が前日、今後の利下げについて「急ぐ必要はない」と発言したことが改めて意識された。イランのイスラエルへのミサイル攻撃を受け、防衛やエネルギー関連の銘柄が買われ、相場を下支えした。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、278・81ポイント安の1万7910・36だった。