埼玉新聞

 

「日本のためにしっかり働いて」 石破首相が2度訪れた埼玉・行田市のラーメン店 店で人気のチャーシューメン食べた首相 「石破さんからおいしいと聞いた」と寄った客も

  • 石破首相が店を訪れた時に撮影した写真を手に思い出を話す渡辺久江さん=9月28日、行田市内

    石破首相が店を訪れた時に撮影した写真を手に思い出を話す渡辺久江さん=9月28日、行田市内

  • 石破首相が店を訪れた時に撮影した写真を手に思い出を話す渡辺久江さん=9月28日、行田市内

 行田市内でラーメン店を営む渡辺久江さんは過去に2回、石破首相の訪問を受けたことがある。「にこにこして穏やかな人だった。店に来た人が総理大臣になるのはうれしい」と声を弾ませた。

 最初の来店は、2021年秋の衆院選。応援していた候補者が演説する場所として、営業開始前の駐車場を提供した。次の来訪は1年ほど後で、人気メニューのチャーシューメンを食べたという。渡辺さんは「ラーメンが大好きみたいですね。その後、『石破さんからおいしいと聞いた』と言って寄ってくれたお客さんが何人もいた」と感謝する。

 渡辺さんは3人の子どもを育て、店を42年にわたって切り盛りしてきた。近くに住む長男の娘である23歳の孫には、重い障害がある。「石破さんには、障害者にも目を向けた政策を実行してもらえれば。偉くなっても人の話を聞き、日本のためにしっかり働いてほしい」と望んだ。

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