【マニラ共同】遠藤和也駐フィリピン大使は1日、日比関係に貢献したとしてパリ五輪の体操2種目の金メダリスト、カルロスエドリエル・ユーロ選手(24)に大使特別賞を授与した。ユーロ選手は記者団と会見し、東京を拠点に練習に励んだ経歴に触れ「私にとって日本は特別。体操だけでなく人格の向上にも本当に役立った」と語った。
ユーロ選手はフィリピン男子で初めての五輪金メダルを2個獲得し、英雄視されている。
会見では、東京で指導を受けた釘宮宗大コーチについて「人生で望むものを得るためには決して諦めず、何度も試すよう教えられた」と感謝した。