2日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅反落した。下げ幅は一時700円を超え、節目の3万8000円を割り込んだ。イランがイスラエルに弾道ミサイルを発射し、中東情勢が緊迫化するとの懸念から前日の米国株式市場で主要株価指数がそろって下落したことが波及した。
午前終値は前日終値比638円21銭安の3万8013円76銭。東証株価指数(TOPIX)は21・15ポイント安の2669・63。
前日の米国市場でアップルなどのIT株が売られたことも、半導体関連株の重しになった。
一方、中東情勢の悪化に伴う原油高の恩恵を受ける石油元売り大手には買い注文が入った。