2日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅反落した。終値は前日比843円21銭安の3万7808円76銭。親イラン民兵組織ヒズボラの指導者が殺害された報復としてイランがイスラエルに弾道ミサイルを発射したことを背景に、中東情勢が緊迫化するとの懸念から投資家心理が悪化した。
平均株価は今週、自民党総裁に石破茂氏が選ばれた警戒感から9月30日に1900円超下落。一転して10月1日は700円超上昇したが、2日も一時下げ幅が1000円を超えるなど、荒い値動きが続いた。
東証株価指数(TOPIX)は38・82ポイント安の2651・96。出来高は約20億5100万株。