天皇、皇后両陛下は2日、東京都千代田区のホテルを訪れ、「国際青年交流会議」のディスカッションなどを視察された。「水と防災」や「再生可能エネルギー」をテーマに学んだモロッコやスペインなど計4カ国からの招待者と日本の若者のやりとりに耳を傾け、陛下は「いい議論でした」と声をかけていた。
両陛下は他の参加者とも防災や気候変動について懇談。陛下はドミニカ共和国からの参加者に「気候変動はとても大きな問題で、一緒に取り組んでいきましょう」と笑顔で語りかけた。同国に派遣された日本人には、農業への温暖化の影響や現地の防災教育について質問した。