【ニューヨーク共同】2日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前日比2円89銭円安ドル高の1ドル=146円41~51銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・1040~50ドル、161円78~88銭。
朝方発表された米雇用関連指標が市場予想を上回り、労働市場の底堅さが示された。米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利下げ観測が後退し、ドルを買って円を売る動きが強まった。
石破茂首相が、日銀の金融政策を巡り「追加の利上げをするような環境にあるとは考えていない」と発言したことも円売りにつながった。