【ニューヨーク共同】米国の港湾労働者組合の国際港湾労働者協会(ILA)と、使用者団体の米海運連合(USMX)は3日、東海岸とメキシコ湾岸での一斉ストライキを終結させると発表した。賃上げ交渉が暫定合意に達したという。ロイター通信などによると6年間で62%の賃上げで合意した。1日から始まったストライキは3日間で終結する。
ILAは声明で、9月末までが期限だった労働協約を来年1月15日まで延長し、未解決の問題に対応するため「交渉のテーブルに戻ることに合意した」と説明した。
米東海岸の港湾労働者らは1日、USMXとの賃金交渉の難航を理由にストライキに突入していた。