海上自衛隊に2026年3月の就役を予定している最新型潜水艦の命名・進水式が4日、三菱重工業神戸造船所(神戸市)で開かれた。艦名は巨大な鯨を意味する「ちょうげい」に決まった。
海自によると「ちょうげい」は22年3月に就役した「たいげい」型の5番艦で、基準排水量約3千トン、全長84メートル、全幅9・1メートル。乗員は約70人で、約684億円の建造費が投じられた。
たいげい型は、その前のそうりゅう型から敵艦の探知性能や静粛性が向上。ちょうげいは、25年に就役する4番艦「らいげい」と同様に新型ディーゼルエンジンを搭載し、リチウムイオン電池で長時間の潜航が可能だという。