埼玉新聞

 

セブン1200店、埼玉150周年の記念グルメ販売 12月中旬まで 知事「買って帰りたい。おいしい」

  • 「武州煮ぼうとう」などの150周年記念商品=県庁

 セブン―イレブン・ジャパン(東京都千代田区)は、県内で展開しているコンビニエンスストア「セブン―イレブン」約1200店舗で県150周年を記念した商品を販売している。期間は12月中旬まで。

 販売している商品は、県産小麦「さとのそら」を使用した深谷市郷土料理「武州煮ぼうとう」(税抜き420円)、豚の希少部位カシラ肉と焼きネギ、秩父みそを使用したタレで味付けした「豚カシラと焼きネギ」(同268円)、県産小松菜を使用した「埼玉県産小松菜の白和(あ)え」(同228円)、狭山茶を使用したスイーツ「狭山茶ばばろあ」(同290円)の4品。

 食を通して県の150周年を盛り上げるだけでなく、新型コロナの影響で打撃を受けた県内農家の支援にもつなげたい考え。販売期間中は一部商品の割引キャンペーンや販促のポスターなどを掲出し周知に努める。

 大野元裕知事のもとを訪れた同社の飯沼一丈執行役員は「地産地消を意識して商品開発を行った。コロナ下で沈んだ気持ちになりがちだが、少しでも元気を届けられたらうれしい」と話した。

 商品を試食した大野知事は「買って帰りたいくらいおいしい。県産食材を使っているということで豊かな気持ちになりました」と笑顔で話した。

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