能登豪雨の農業被害、1724件 水田収穫できず、激甚災害指定へ
2024/10/05/17:55
9月の記録的豪雨により、石川県の能登半島で、農地への土砂流入や水路損壊といった農業関連被害が1724件確認されたことが5日、県のまとめで分かった。稲を刈り取る前の水田が被災し、収穫できない状態となるなど、深刻な打撃を受けた。豪雨から2週間。営農者は元日の能登半島地震に続き大きな被害を受け、機械の再取得や復旧費用の重い負担がのしかかり、離農が進む恐れがある。