埼玉新聞

 

渋沢栄一の命日、JR深谷駅で藍色ライトアップ 北口の銅像、東京タワーも「逆境の時こそ、力を尽くす」

  • 渋沢栄一のシンボルカラーの藍色でライトアップした駅舎=11日午後6時すぎ、JR深谷駅

 近代日本経済の基礎を築いた深谷市出身の実業家渋沢栄一の命日没後90年の11日、深谷市のJR深谷駅舎と駅北口青淵広場にたたずむ栄一の銅像が、栄一のシンボルカラーの藍色にライトアップされた。

 この日限りの模様替え。「逆境の時こそ、力を尽くす」という栄一の精神を受け継ぎ、コロナ禍に立ち向かう事業者や医療従事者、全ての人へ応援の気持ちを込めて実施した。栄一が初代会頭を務めた東京商工会議所も同日、東京タワーをライトアップ。栄一生誕の地・深谷でも連携して行った。

 点灯式には同市イメージキャラクター「ふっかちゃん」も出席。駅利用客らは藍色の駅舎に関心を寄せていた。

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