今月末のハロウィーンを前に、東京都渋谷区の長谷部健区長と、新宿区の吉住健一区長が7日、日本外国特派員協会(東京)で記者会見した。日本有数の繁華街があり隣接する両区は、期間中の飲酒トラブルが相次いでいることを踏まえ、路上飲酒を禁止する条例を施行。対策を周知し連携して対応する考えを示し「ルールを守って過ごして」と呼びかけた。
渋谷区は渋谷駅周辺で午後6時から翌朝午前5時まで、年間を通じて路上飲酒を禁止する改正条例を今月施行した。新宿区は歌舞伎町周辺で10月31日午後5時から翌11月1日午前5時まで、路上飲酒を禁じる条例を6月に施行した。いずれも罰則はない。