埼玉新聞

 

実質賃金、3カ月ぶり減少 物価高騰に追い付かず

  •  実質賃金の増減率の推移

     実質賃金の増減率の推移

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 厚労省が8日公表した8月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、物価変動を考慮した1人当たりの実質賃金は前年同月比0・6%のマイナスで、3カ月ぶりに減少に転じた。6、7月は夏の賞与が好調で、過去最長の26カ月連続のマイナスから脱したが、賞与支給が落ち着いたとみられる。長引く物価高騰に賃金上昇が追い付いていない。

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