8日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。前日終値からの下げ幅は一時400円を超えた。前日の米国株下落を嫌気した売り注文が出た。
午前終値は前日終値比471円65銭安の3万8861円09銭。東証株価指数(TOPIX)は42・38ポイント安の2697・01。
前日の米国市場では、中東情勢悪化への懸念などからダウ工業株30種平均など主要な株価指数がそろって値を下げた。この流れが波及した8日の東京市場でも、朝方から幅広い銘柄が売られた。
外国為替相場が円高ドル安方向に振れたことも重荷で、自動車を中心とした輸出関連株の下落が目立った。