9日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反発した。上げ幅は一時500円を超えた。前日の米国市場でハイテク株が買われた流れを受け、半導体関連銘柄である電機や精密機器株に買い注文が広がった。ただ朝方に買いが一巡した後は、当面の利益を確定する売り注文も出て、平均株価の値上がり幅は限られた。
午前終値は前日終値比241円16銭高の3万9178円70銭。東証株価指数(TOPIX)は0・22ポイント安の2698・93。
前日の米国市場で米半導体大手エヌビディアの株価が4%超上昇し、日本でも関連銘柄のアドバンテストやレーザーテックなどが買われた。