埼玉新聞

 

<新型コロナ>児童生徒の自殺者数が過去最多 臨時休校などで心に不調か…埼玉県が調査、不登校も最多に

  • 新型コロナの影響、臨時休校や分散登校など制限多く

 県教育局は15日、県内の公立学校(さいたま市含む)で、2020年度は小中学校の不登校(30日以上欠席)の児童生徒数が前年度比659人増の8934人となり、1991年の調査開始以来、最多になったと発表した。新型コロナウイルスの感染回避を理由にした小中学校の児童生徒数は1208人に上る。不登校の要因は「無気力、不安」が最も多く、同局生徒指導課は「新型コロナウイルスの影響で臨時休校や分散登校など制限が多かった。児童生徒の意欲が湧きにくい状況だった可能性も考えられる」と分析した。

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