埼玉新聞

 

紅こうじ問題、弁護団結成 大阪で初、ウェブ相談

  •  紅こうじ問題で被害相談などに応じる弁護団の結成を発表する日高清司弁護団長=9日午後、大阪市

     紅こうじ問題で被害相談などに応じる弁護団の結成を発表する日高清司弁護団長=9日午後、大阪市

  •  紅こうじ問題で被害相談などに応じる弁護団の結成を発表する日高清司弁護団長=9日午後、大阪市

 小林製薬(大阪市)の紅こうじサプリメントを巡る健康被害問題で、大阪弁護士会所属の弁護士17人が9日、全国で初めて被害相談などに応じる弁護団を結成したと発表した。結成は8日付で、相談はウェブサイトで受け付ける。

 弁護団によると、対象は腎機能障害の発症者で、小林製薬との損害賠償交渉を請け負う。

 小林製薬は3月、サプリ摂取者に腎疾患などの患者が出ていると発表し問題が発覚。未想定のプベルル酸が検出され、厚生労働省が腎障害の原因物質と確認した。弁護士会は4月に無料電話相談を実施し80件の被害情報が寄せられた。因果関係は不明だが死亡例に関する相談も7人分あった。

ツイート シェア シェア