10日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。上げ幅は一時300円を超え、取引時間中として約2週間ぶりの高水準となった。前日の米国市場で主要な株価指数がそろって上昇したことを好感し、買い注文が優勢になった。ただ高値警戒感から当面の利益を確定する売りに押され、上げ幅を縮める場面があった。
午前終値は前日終値比117円09銭高の3万9395円05銭。東証株価指数(TOPIX)は5・84ポイント高の2713・08。
外国為替市場の円安ドル高進行に伴い、業績への好影響が期待される自動車などの輸出関連銘柄に買いが入った。