東京・歌舞伎町の大久保公園周辺で、売春目的で客を待つ女性や興味本位の来訪者が増えているのを受け、警視庁は10日に対策会議を開き、各課の連携強化を確認した。周辺環境の改善に向け、付近のパトロールも実施した。
会議は新宿署で開かれ、約70人が参加。同庁保安課の半田正浩課長は「客待ち行為が社会問題となっている。環境浄化を必ず成し遂げたい」と強調した。
パトロールは東京都などと協力。スピーカーで「売春目的の客待ちは売春防止法により禁止されています。絶対にやめましょう」との音声を流しながら巡回し、周辺の女性らに声をかけた。