高速船浸水、企業統治が機能せず JR九州子会社、国に報告へ
2024/10/11/18:31
JR九州高速船が博多港(福岡市)―韓国・釜山間を結ぶ船の浸水を隠して運航を続けた問題で、親会社のJR九州が、ガバナンス(企業統治)の機能不全や安全意識の欠如が隠蔽を招いた一因と分析していることが11日、分かった。JR九州高速船は原因究明や再発防止に向けた調査結果を踏まえ、月内に国に改善報告書を提出し、安全統括管理者らを刷新する。