埼玉新聞

 

「うそみたい」被爆者喜び、涙 平和公園で祈り、苦難思う

  •  ノーベル平和賞の受賞が被団協に決まり、涙ぐむ広島県被団協の箕牧智之理事長=11日午後6時2分、広島市

     ノーベル平和賞の受賞が被団協に決まり、涙ぐむ広島県被団協の箕牧智之理事長=11日午後6時2分、広島市

  •  広島市の平和記念公園にある原爆慰霊碑の写真を待ち受け画面に設定したスマートフォンを見せる宮城県原爆被害者の会の木村緋紗子会長=11日午後、仙台市

     広島市の平和記念公園にある原爆慰霊碑の写真を待ち受け画面に設定したスマートフォンを見せる宮城県原爆被害者の会の木村緋紗子会長=11日午後、仙台市

  •  ノーベル平和賞の受賞が被団協に決まり、涙ぐむ広島県被団協の箕牧智之理事長=11日午後6時2分、広島市
  •  広島市の平和記念公園にある原爆慰霊碑の写真を待ち受け画面に設定したスマートフォンを見せる宮城県原爆被害者の会の木村緋紗子会長=11日午後、仙台市

 その瞬間、広島市の平和記念公園では十数人が集まって静かに手を合わせていた。11日、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)にノーベル平和賞授与が決まった。「本当にうそみたい」「核兵器をなくしてください」。発表の中継を見守っていた被爆者らは涙を流す一方で、先人の苦難に思いをはせ、核兵器のない世界を願った。

もっと読む
ツイート シェア シェア