パリ五輪の陸上女子やり投げで日本選手初の金メダルを獲得した北口榛花選手(26)の凱旋パレードが13日、地元の北海道旭川市で行われた。集まった市民は次々に「おめでとう」と歓声を上げ、偉業を祝福した。
パレードがあったのはJR旭川駅前の歩行者専用道路「旭川平和通買物公園」の約1キロ。メダルを首にかけた北口選手はトラックの荷台部分に立ち、笑顔で手を振った。
市は同日、市民栄誉賞を授与。今津寛介市長がねぎらうと、北口選手は「みなさんの声援が力になった」と応じた。
北口選手は旭川東高時代にやり投げを始め、パリ五輪では1投目で65メートル80を記録した。