【北京共同】中国国家統計局が13日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0・4%上昇した。8カ月連続でプラスとなったが、伸び率は8月から0・2ポイント低下した。中国経済は消費などの内需不振を受けて物価が上がりにくい状況が続いている。
品目別に見ると、食品・たばこ・酒は2・3%上昇した。値下げ合戦が激化している自動車を含む乗り物は5・3%下がった。スマートフォンなどの通信機器も2・8%低下した。
変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIの伸びは0・1%にとどまった。上昇率は8月より0・2ポイント縮小した。