特攻艇「震洋」の模型寄贈 奄美、にじむ戦争の狂気
2024/10/13/15:44
旧日本海軍で特攻の訓練を受けた祖父が残した特攻艇「震洋」の模型を、鹿児島県姶良市の公務員海田悟史さん(30)が9月、震洋隊が配備されていた鹿児島県・奄美大島の瀬戸内町に寄贈した。ベニヤ板の船体に爆薬を積み、敵艦に体当たりする目的で開発された震洋。海田さんは「戦争の恐ろしさ、狂気を感じ、知ってほしい」と話す。