埼玉新聞

 

埋もれた「被爆者」救済を 訴訟闘う2世ら国に注文

  •  厚労省幹部に被爆者援護の拡充を求める要望書を手渡す被団協の田中熙巳代表委員(右)=11日、参院議員会館

     厚労省幹部に被爆者援護の拡充を求める要望書を手渡す被団協の田中熙巳代表委員(右)=11日、参院議員会館

  •  厚労省幹部に被爆者援護の拡充を求める要望書を手渡す被団協の田中熙巳代表委員(右)=11日、参院議員会館

 国際社会に核廃絶を訴え続けてきた活動が評価され、ノーベル平和賞受賞が決まった日本原水爆被害者団体協議会(被団協)は、被爆者援護拡大に力を注いできた。しかし被爆2世や「被爆体験者」は今も被爆者援護法の対象から外れたまま。「埋もれた被爆者が救われていない」。当事者たちは受賞決定を喜びつつ、国を相手に訴訟を闘っている。

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