石破茂首相は13日、埼玉県草加市で就任後初めての街頭演説に臨み、自民、公明両党による連立政権継続へ支持を求めた。草加市を含む衆院埼玉14区から立候補する公明の石井啓一代表と並んで立ち「自公連立政権で日本を再び強く、温かい、優しい国にしていく」と訴えた。
首相は、公明の「大衆とともに」との立党精神に触れながら、社会的立場が弱く、生活に苦しむ人々に寄り添う考えを強調した。自民派閥裏金事件を念頭に「思い上がらず、謙虚に、誠実に政治に取り組む」と述べた。
石井氏は「内外の諸課題にしっかり答えを出せるのは、豊富な実績と経験のある自公連立政権しかない」と語った。