埼玉新聞

 

埼玉最大級!圧巻の神輿行列、山車が練り歩く 越ケ谷秋まつり、5年ぶりの大行列 高さ5メートルの山車、三輪で特徴的 8台が合流し転回、観客ら熱狂

  • 旧日光街道沿いでは山車の曳き回しが行われた

    旧日光街道沿いでは山車の曳き回しが行われた

  • 旧日光街道沿いでは山車の曳き回しが行われた

 県内最大級とされる神輿(みこし)行列と山車が練り歩く「越ケ谷秋まつり」が12、13日、越谷市中心街で開かれた。5年ぶりの大行列、山車の曳(ひ)き回しが行われ、地域が沸いた。

 久伊豆神社(同市越ケ谷)の例大祭で、五穀豊穣(ほうじょう)と地域の発展を願い、江戸中期元禄ごろに始まったとされる。かつて2年に1度行われていたが、コロナ禍の影響で5年ぶりの開催となった。

 稚児巫女(ちごみこ)や氏子ら300人以上が御輿とともに行列を組む伝統を今に引き継いでいる。高さ5メートル、特徴ある三輪の山車は圧巻だ。12日は、宿場町として栄えた旧日光街道で各町の山車8台が合流。笛や太鼓、かけ声とともに、御輿をもんだり、山車が転回すると、沿道の観衆が拍手を送った。

 通り沿いに住む70代女性は「子どもの頃は私も参加していた。5年ぶりで懐かしいしとてもうれしい」と行列に拍手を送った。
 

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